sashimi4’s diary

日々の雑多なメモを書きます

TOUGHPAD(FZ-N1/FZ-X1)のバーコードリーダを制御する

最近はこの類を"スマートターミナル"と呼ぶのでしょうか? Panasonic製の頑丈端末TOUGHPAD(FZ-N1/FZ-X1)のバーコードリーダを制御してみた記録を残したいと思います。 TOUGHPAD SDK内にサンプルコードはあるのですが、 Fragment で書かれているので Activity に落としてみました。

Qiitaに書こうか迷いましたが、限りなく需要がなさそうなのでここに書くことにしました。

製品レビューっぽいことは行いません。

詳細はPanasonicの公式ページを参照ください。 panasonic.biz panasonic.biz

必要なもの

実装手順

Android Studioで新規プロジェクトを作成

手順は省略。

TOUGHPADライブラリ読み込み

TOUGHPAD SDKをダウンロードし、 Toughpad.jar をプロジェクトの libs (無ければ掘る)にコピー。 .exe で落ちてくるので、MacLinuxをお使いの際はなんとかしてWindowsで展開してください…。

app モジュールの方の build.gradle に下記記載があることを確認。無ければ追記。 (AndroidStudioのバージョンによっては自動記述されない時期があったため。)

dependencies {
    implementation fileTree(dir: 'libs', include: ['*.jar'])
    ...

バーコード読み取りClass(Activity)を作成

TOUGHPAD SDK同梱のサンプルコードをそのまま Activity に落としたものです。

ダラダラと書いてありますが要約すると、

バーコードを読み取りたい画面( Activity )で BarcodeReadableActivity を継承すると、 onRead(BarcodeData barcodeData) {...} コールバックで読み取り値を受け取れるようになります。

ということです。

読み取り結果を受け取ってみる

レイアウト

コード

以上の実装で、簡単に読み取り値を受け取れます。 かなり雑ですが、こんな感じです。

サンプルコードを GitHubにあげています。

以上です。