sashimi4’s diary

日々の雑多なメモを書きます

Fabric Crashlytics から Firebase Crashlytics に移行しました

※ 手順を示す記事ではありません。単なるボヤキです。

経緯

GoogleがFabricを買収し、FirebaseにFabricと同等の機能の移行が続いています。
何れ完全にFirebaseに乗るのだろうから、今のうちにやっておこうと思い、移行を行いました。
(後述しますが、Fabricを使うそのまた前はFirebase::Crash-reportingを使っていたので、さっさとFirebaseに戻ってしまいたいという気持ちがありました。)

やったこと

依存関係の記述を修正

Fabric関連の依存関係の記述を取り払い、Firebase CrashlyticsのGet startedの内容通りに記述し直しました。
https://firebase.google.com/docs/crashlytics/get-started

Fabric Crashlyticsと使用感は変わらず、コードもほぼそのままで動作しました。

リアルタイム通知設定

元々Firebase CrashreportingからFabric Crashlyticsに移行した理由は、Slack通知のインテグレーションがあったことが主な理由でした。
(「そんなに頻繁にクラッシュする様なアプリ作るなよ!」というコメントは勘弁してください…)

FirebaseにはFunctions(まんまGCP Cloud Functions)という機能があるので、そこにSlack通知のスクリプトをデプロイしました。

参考 : https://firebase.google.com/docs/crashlytics/extend-with-cloud-functions

ほぼほぼこちらのサンプルと同様のものを利用しています。
functions-samples/crashlytics-integration/slack-notifier at master · firebase/functions-samples · GitHub

利用料

気になるのはお値段ですが。

firebase.google.com

Spark(無料)プランではFunctionsから外部への疎通ができないので、現在Blaze(従量課金)プランを利用しています。

料金シミュレータによれば、 2,000,000 invocations 使っても無料とのことなので、 おそらくずっと無料、多少はみ出ても数十円から数百円程度になりそうです。(この解釈で合ってるだろうか…)

これでFabricに思い残すことは何もありません!

Goodbye, Fabric.